時には離婚の問題にまで発展する「いびき」ですが、本人に自覚がないため周りの人が注意してもなかなか改善しないことも多いことでしょう。様々な要因が重なって症状が出てしまっている場合もあります。どのようにすれば皆が気持ちよく眠れるようになるのでしょうか。

まずは自分でチェックしてみよう

自分が注意された場合でも、人を注意した場合でも、最初にやるべきは自分のいびきをチェックすることです。ICレコーダーやボイスレコーダー等の録音機器で就寝中の音を録音しても良いですし、最近では自分のいびきを聞けるような無料のスマートフォンアプリもあります。音量が異常に大きい・呼吸が途中で止まっている等の場合は音の大きさや長さを確認し、自分がどれだけ周りに迷惑をかけているのかを知ることが大切です。睡眠時無呼吸症候群等何らかの病気である可能性があります。もし家族のいびきに困り果てているのならば、音の大きさや長さを確認させて自分がどれだけ周りに迷惑をかけているのかを知ってもらい、病気の可能性があることがわかれば、本人も素直に病院へ行く等治るように努力してくれることでしょう。

呼吸の仕方と寝具を見直してみよう

いびきには必ず原因があり、自然に治ることはほぼありません。しかし生活習慣を改善して、自分で治すことは可能です。起きている間無意識に鼻ではなく口で呼吸している人は、寝ている間も口呼吸になっていびきをかいている可能性が高いです。日中はなるべく口を閉じた状態で呼吸するよう心がけましょう。就寝中は口の両端にテープを貼るのも効果的です。また、口呼吸の人は顎の筋肉が弱い為に口を開いてしまう可能性もあるので、硬い食べ物を食べたりガムを噛んだり、顔のストレッチをして顎や顔の筋力を上げるように努めましょう。また、枕の高さが合っていないせいで口が開きやすくなっていたり、逆に気道を塞いでしまっている可能性もあります。首と頭が安定し、自然な姿勢で眠れる高さの枕を選びましょう。

肥満やたばこも原因になっている

肥満やたばこといった他の病気にも繋がる生活習慣も一因となっている可能性があります。肥満の方は、首に付いた脂肪が気道を狭くしてしまうのです。カロリー管理をし、油っこい食事や間食を控えて栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。また、適度な運動をする習慣をつけましょう。散歩程度の軽いウォーキングや、駅ではエスカレーターではなく階段を使う等、無理しない程度で構いません。たばこを吸う方は、たばこに含まれる有害物質が気道を傷つけ、その傷が炎症やむくみとなって気道を狭めてしまいます。少しずつで良いのでたばこを吸う本数を減らすように努めましょう。肥満も喫煙も、程度がひどい場合は病院の肥満外来や喫煙外来を利用するのも有効です。

まとめ

いきびは人間関係をも破壊してしまうことがあります。放置していても自然に治ることはありません。まずは自分の症状がどの程度なのかを客観的に把握しましょう。成人病等の他の病気に繋がる口呼吸や肥満、喫煙はいびきの原因になります。生活習慣を見直すことが重要です。また、枕の高さを変えることで改善される可能性もあります。