女性ホルモンといびきという組み合わせを少し意外だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの二つ、無関係ではありません。

女性のいびきの原因は女性ホルモンの減少であることも多いのです。

なぜ女性ホルモンが減少するといびきを掻きやすくなるのでしょうか。

女性ホルモンといびきの関係についてお伝えします。

 

女性ホルモンの減少が原因で起こるいびきとは

女性ホルモンといびき

「いびきを掻く」のは太っている人が多いというイメージを持っている人は多いと思いますが、それと同じくらい男性が多いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

この男性はいびきを掻きやすいということはあながち間違いではなく、女性ホルモンの働きにはいびきを掻きにくくする効果があります。

 

女性ホルモンってどういうもの?

女性ホルモンは大きく「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つに分類されます。

エストロゲンは「卵胞ホルモン」と言われ、髪や肌の艶を整えたり、女性らしい丸みを帯びた体を作ったりと、主に女性らしさに関わる働きがあります。

プロゲステロンは「黄体ホルモン」と言われ、子宮内の環境を整えて受精卵を着床しやすくしたり、基礎体温を上昇させたりといった、主に妊娠に関わる働きをします。

 

いびきと女性ホルモンの関係は?

まずいびきを掻くメカニズムについてですが、一言で言うと上気道が狭くなるために起こります。

上気道とは鼻・口・喉などの空気の通り道の総称で、上気道が狭くなると呼吸時に気道内の粘膜が振動し、この振動音がいびきとなります。

そして女性ホルモンのうちプロゲステロンには、「上気道開大筋」という気道を拡大させる働きを持つ筋肉を活性化させる働きがあります。

つまり、女性ホルモンが多く分泌されていると、気道が広がっていびきを掻きにくくなるのです。

元々男性は女性ホルモンの分泌量が少ないので、気道が狭くなりやすくいびきも掻きやすくなります。

そして、女性でも女性ホルモンの分泌量のピークは30歳前後で、更年期~閉経にかけて女性ホルモンの分泌量は減少していきます。

特に閉経前後では女性ホルモンの量が激減するのです。

なので、女性でも加齢とともにいびきを掻きやすくなってしまいます。

 

女性ホルモンが減少することが原因で起こるいびきを治す方法とは

女性ホルモン減少といびき

女性ホルモンの減少によっていびきを掻きやすくなるということは、単純に「増やせばいいんじゃないの?」と考えてしまうかもしれませんね。

しかし、女性が一生の間に分泌する女性ホルモンの量はおよそティースプーン1杯と言われていますので、そもそもの量が少ないものを増やそうとしても難しいものがあります。

ですので、「増やす」というよりも「整える」という考え方が必要になってくるのです。

 

ストレスを溜めない

ストレスと女性ホルモンの関係はとても深く、密接です。

女性ホルモンを出す指示は脳の視床下部・脳下垂体から出されますが、この部位はストレスに弱いため、ストレスを受け続けると女性ホルモンの分泌量が減少してしまいます。

現代社会では難しいことかもしれませんが、できるだけ心に余裕をもって、リラックスできる時間を持ちましょう。

 

食事のバランス

生活を整えるということであれば、食事のバランスは欠かせません。

栄養のバランスだけでなく、量やタイミングなど整えられることは沢山あります。

現代においては好きなものを好きなだけ食べることができる人も多いと思いますが、そういった誘惑に負けずに頑張りましょう!

 

身体を冷やさない

冷えによる血行の低下はホルモンバランスにも影響を与えます。

冷えを改善するためには冷えやすい末端を温めることです。

お勧めは自宅でも簡単にできる「足湯」です。
足先は心臓から最も遠いということもあって、身体の中でも最も冷えやすい場所です。

当然血行も鈍くなりがちですので、下半身の血行を良くして、冷えを改善しましょう。

 

身体を動かす

適度な運動は血行と代謝を高め、女性ホルモンの分泌にも好影響を与えます。

お風呂上りにストレッチなどをするだけでも運動になります。

これも足湯と同じく自宅で簡単にできますので、ぜひお試しください!

 

女性ホルモンの減少が原因のいびき:まとめ

女性ホルモン減少を改善

今回のテーマは「いびきと女性ホルモン」ということで、一見関係がなさそうなものだと初めは感じられたかもしれません。

しかしながら、実際のところは非常に密接な関係がありました。

そしてその改善には生活習慣を改善することが大切です。

何かと乱れがちな現代人の生活ですが、できる限り規則正しく生活することが何においても大切なのですね。